心因性早漏治療の方法

心理療法は心因性の早漏治療に効果的

通常の性行為では、パートナーと刺激を与え合い気持ちを高め合ってから射精を行います。
それが実際に刺激を感じる前の段階で射精してしまうのが早漏で、ペニスを挿入した直後に射精したりペニスを挿入する前に射精してしまうこともあります。
その原因はいくつか考えられますが、過去のトラウマなど精神面の要因で起こるのが心因性早漏です。
過去に性行為中に女性に笑われた経験があるとか、ペニスの形やサイズにコンプレックスを抱えているといった場合もあります。
心因性早漏は男性にとって非常にデリケートな問題なので、心と密接に関係しているのです。
早漏になることで性的に消極的になり、自信を無くしてしまうこともあります。
その場合の早漏治療には、メンタルクリニック等で行われている認知行動療法などの心理療法が挙げられます。
早漏の原因となっている問題を突き止め、自分と向き合うことで問題を改善していく治療法になります。

物事の受け止め方が変わる認知行動療法

早漏治療の1つに認知行動療法がありますが、これは認知機能に働きかけて気持ちを楽にし行動をコントロールするという心理療法の1つです。
うつ病や不安障害などの治療に用いられる方法ですが、早漏治療にも用いられます。
過去の経験を失敗と決めつけてしまうと、思考がそこで止まってしまいポジティブな受け止め方ができなくなります。
認知行動療法を行うことで、ものの受け止め方が変わって行くことも多いです。
例えば、性行為中に失敗したと思っていることが、さほど気にしなくても良い問題だったと思えるようになったりします。
過去のトラウマを改善し、前向きに受け止めることができるようになります。
認知行動療法は心理療法の中でも、問題を解決するための治療法です。
ストレスが大きい時には冷静に判断することができなくなっており、早漏になることでますます自信をなくすという悪循環に陥っています。
悲観的になり過ぎず問題と向き合う術を身に付ける治療法です。

まとめ

心因性の早漏治療には、心理療法の1つである認知行動療法が効果的です。
認知行動療法は、認知機能に働きかけて気持ちを楽にするという治療方法になります。
性行為中に女性に笑われた等過去のトラウマ等が原因になっている場合には、心に大きなストレスを抱えている状況です。
失敗にとらわれるあまり自信をなくしていますが、考え方を変えることができれば大したことではいと思えるようになります。
悲観的になり過ぎず問題と向き合う術を身に付けられます。